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野球肘内側型
「今日の患者さま」シリーズ 小学6年生 女児 バレーボール 2カ月程前から右肘内側に痛みがあり、他院にて治療&テーピングを行いながら、バレーボールを続けていた所、肘内側の痛みが増強してきたと御来院。 … →さらに読む
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「橈骨頚部骨折」「橈骨近位端骨端線離開」
今週は気持ちのいいお天気が続いております。 スポーツするのにも、お出掛けするのにも、 はたまたお花見するのにも、ちょうどいい季節。 活発に行動する方が増えると同時にケガも増えております。 今日の患者さ… →さらに読む
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野球肘
今日の患者さまは「野球肘」 「野球肘」は野球をしたことのない方でも、聞いたことはあるのではないでしょうか?? 分類的には3つに分けられております。 ①内側型 投球動作の加速期に上腕骨内側上顆へ、強い外… →さらに読む
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石灰沈着
今日の患者さま。 ぶつけたり、転んだりした覚えがないのに、急に肘が少し触る、動かすだけでも痛いと御来院。 診せて頂いても、触診しても骨折しているような、所見はないのでエコー(超音波画像診断装置)で確認… →さらに読む
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テニス肘(内側上顆炎)
テニス肘(内側上顆炎)でお悩みの患者様、 午前の診療中に続きました。 テニス肘はバックハンドの連続で肘の外側上顆を痛めるタイプと、フォアハンドで肘の内側上顆を痛めるタイプがあります。 発生機序はボー… →さらに読む
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上腕骨内側上顆炎
[来院動機] 東伏見という土地柄、当院すぐ裏に早稲田大学野球場がある為、野球選手が多く来院 [ケガの内容] 症状は野球肘内側型、オーバーユース(使いすぎ)による損傷。痛みが強く出る前から、肘関節周囲… →さらに読む
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野球肘(リトルリーグ肘)でお悩みの際は、西東京市東伏見「まる接骨院」へ
最近「西東京市まる接骨院」では、 野球少年が急増しております。 故障箇所で多いのは、やはり「肩」「肘」 今回は「野球肘(リトルリーグ肘)」 また「離団性骨軟骨炎」とも言い 10歳~14歳位の成長期の子… →さらに読む
肘 最新1件
野球肘内側型
「今日の患者さま」シリーズ
小学6年生 女児 バレーボール
2カ月程前から右肘内側に痛みがあり、他院にて治療&テーピングを行いながら、
バレーボールを続けていた所、肘内側の痛みが増強してきたと御来院。
しっかり問診、触診、視診を行ったところ、右肘内側上顆という骨の部分に圧痛、腫脹を触知、
腫れ方、患者さんの痛がり方から違和感を感じ、確認の為、エコー検査。
結果、軟骨下骨、骨端核周囲に低エコー像が確認され「内側上顆部損傷・内側上顆炎」の疑い。
軽度の「内側上顆炎」であれば、当院のみで加療&リハビリを行いフォローしていくのですが、
軟骨下骨等に骨病変の所見が診られた為、提携させて頂いている整形外科さんへレントゲン検査依頼。
この結果「内側上顆部に骨吸収像あり」と診断。
俗にいう「野球肘内側型」ですね。
しばらくの期間、バレーボールはお休みで安静となりました。
もっと前に、最初に治療された方が気付いてあげてれば・・・
内側上顆炎は、肘の内側上顆という部分に、肘を曲げてくる筋肉がたくさん付着しており、
その筋肉によって付着部が引っ張られ炎症を起すものです。
使い過ぎによる筋肉の疲労、柔軟性低下に伴い、内側上顆部に負荷が強くかかることや、
運動時の肘を使う際の、角度の問題で刺激が多く入るなどの原因があります。
運動時の痛みを我慢したまま継続して運動していると、最悪の場合、内側上顆部の骨が剥がされてしまい、
剥離骨折に移行してしまう場合もあります。
剥離骨折などの症状までいくと、長期間運動が出来なくなってしまいます。
繰返しですが、今回の患者さま、このような状態になる前にもう少し早く、もしかしたら2カ月前の時点で、
最初に治療された方が正しい処置をしていたら、このような状態にならなかったかもしれません、、、
今回の事例で私どもも"ギュッ"とフンドシを締め、細心の注意を払い、
日々、勉強していかないといけないと、気合を入れる、症例でした。
肘周囲で痛み、違和感を感じた場合は、お早めにご相談下さい。
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