膝のお皿の内側が痛い
投稿日: カテゴリー: スポーツ外傷
今日の患者さま
16歳 高校生男子 サッカー選手
3週間ほど前から突然、膝のお皿の内側に激痛を感じ、
歩くのも、階段を昇るのも痛く、2週間ほど、他接骨院にて加療をしていたが、
痛みが改善しないと御来院。
いつも通り、よ~く問診、視診、触診を行ったところ、
左膝内側広筋付着部、膝蓋腱内側部に腫れを触知。
確認の為、エコー検査。
大腿四頭筋 内側広筋付着部に腫脹が診られました。
時間の経過からか、大きな損傷はなかったのですが、
痛みが緩和しないとうこと、、、
ここからまた、痛みの原因を探求する旅に出発。
全身の筋肉・骨格バランス、股関節・膝・足首の柔軟性、
そして、体の使い方・クセの考察。
結果、運動特性はあるものの、大腿四頭筋 内側広筋を中心とした、左右アンバランス。
切り替えし動作等運動時の体幹部、重心位置の悪さからくる「膝痛」と判明。
治療前、↓の写真の通り、股関節、体幹部の柔軟性、安定感がなく、
片足荷重時にも爪先が外、膝が内側に入り(ニーイン)、
膝関節に捻転力が加わり、お皿の内側にストレスが掛かっています。
ここから数回、筋膜リリース&骨盤矯正で、筋肉・骨格のバランス調整。
その後、正しいボディーバランスを会得してもらえるよう、
患者さまと一緒にリハビリ&エクササイズ。
そして、股関節の柔軟性、体幹の安定性が視られるようになり、綺麗に重心も取れるようになりました。
"お皿の内側の痛み"も、この時点で解消し、今後は自分のスキルにしてもらえるよう、
治療&リハビリ&エクササイズを行っていきます。
今日と同じような症状でお悩みの方は、お気軽に御相談下さい!!