まる接骨院

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院長ブログ

膝裏の痛み・違和感

投稿日:   カテゴリー:

日常生活や運動後などに「膝の裏が腫れている」

「膝を曲げると痛み・違和感がある」という症状は

"ベーカー嚢腫"というものかもしれません。


関節は関節包という袋で包まれており、        
その中は滑液という液体で満たされています。
また関節周囲には関節の動きを滑らかにする役割の
滑液包というものが存在します。

ベーカー1.jpg


ベーカー嚢腫とは、膝の裏にある滑液包と関節包が
交通しており、膝関節部の滑液が滑液包へ流れ込み、   
貯留して膨らんだものです。                                        
                                                          嚢腫

原因は、膝関節部が腫れる変形性膝関節症・半月板損傷・関節リウマチ・関節炎などの、
炎症反応により関節内部に多量の滑液が生じることで、ベーカー嚢腫が大きくなります。


初期症状は、関節の曲げる際の違和感程度ですが、日常生活や運動による負荷で、
繰り返し関節部が腫れることでベーカー嚢腫が大きくなり、屈曲時に痛みや、曲げられる角度が狭くなります。


治療は、膝関節部の腫れを引かせる治療を行い、ベーカー嚢腫を大きくしないようにします。

ベーカー嚢腫が大きく屈曲制限が強い場合は、針を刺して滑液を抜き取ります。

滑液を抜き取っても再度大きくなってしまう場合は、手術でベーカー嚢腫を切除することも考えます。

ベーカー.jpg


当院では、膝関節部の腫れの原因となっているものを把握し、症状に合わせて手技・固定・
特殊電療(アキュスコープ・マイオパルス)を施し、腫れを落ち着きます。

膝部の腫れが強く運動制限が著しい場合や、繰り返し腫れてくるものは、提携医を御紹介させて頂きます。


『膝裏が腫れているようで曲げづらい』などの症状を感じている場合は、
放っておかずお気軽にご相談ください!!