指の骨折「基節骨骨折」
投稿日: カテゴリー: 院長ブログ
自粛自粛と言われていても、ケガはしてしまうもので、
今日の患者様はサッカー中に突き指をしたと御来院。
手を診て、指を診て、指を閉じて・・・と言っても閉じられません。
これはもう指の骨の骨折を疑わない余地はございません。
このまま突き指として放置した場合、オーバーラッピングフィンガーという状態になってしまいます。
オーバーラッピングフィンガーとは、通常、手をグーに握った時に、親指以外の指は親指の付け根、
舟状骨結節という場所に向かうのですが、骨折部がズレて治った場合、指が重なる変形を残してしまいます。
しっかりと整復後、骨折部がズレないよう固定を3~4週っていきます。
もちろん当院では提携 整形外科にてレントゲン検査を行って頂き、
変形等の後遺症が残らないよう、骨癒合が診られてからリハビリを行い、
完璧に原状回復して頂きます。
「突き指」と思っても骨折している場合は多々あります。
自己判断せず、お気軽に御来院下さい。