ふくらはぎの肉離れ
投稿日: カテゴリー: ふくらはぎ
季節外れな暑さが続いておりますが、皆様、如何お過ごしでしょうか?!
ここ最近、温かくなり、久しぶりに運動を再開された方、
新学期、新学年になり、運動部の練習量がアップしてきた方のケガが急増中!!
とくに流行病は「肉離れ」
"ハムストリングス" "太ももの内転筋" "ふくらはぎ"
「肉離れ」はウォーミングアップ不足、疲労の蓄積により、
筋肉の柔軟性が低下した状態で、急に走り出したり、踏み込んだり、
筋肉が強く伸縮したときに、筋肉内の筋繊維が部分的に切れてしまう状態です。
"肉離れ"を起してしまったら、すぐに行う承知は「RICE処置」
①安静(Rest)
②冷却(Icing)
③圧迫(Compression)
④患部を高く上げる(Elevation)
受傷後、最低3日間はアイシング。
入浴もシャワーのみ。
温めて血流、血行をよくすると、損傷部に硬結ができ、
回復・復帰を遅らせることとなります。
今日の患者さま
50歳 女性 テニスプレーヤー
テニスのプレー中、ボールを追っかけ蹴り出した時に、右ふくらはぎに衝撃が走り、
その後、痛みで動けなくなったと御来院。
肉離れの受傷時、損傷部位付近に「誰かに蹴られた」「後ろからなにかで叩かれた」と、
大きな衝撃があったという方が多いです。
来院時、ふくらはぎ 下2/3付近 の内出血、圧痛、運動痛が著明で、
「ふくらはぎの肉離れ」の中では筋肉から腱への移行部で、高発部位になります。
いつものようにしっかりと問診、視診、触診を行い、確認のためエコー検査。
損傷部位の場所を特定し、治療を行っていきます。
早期回復・復帰への近道への第一歩は、腫れの除去でございます。
腫れが残っていると、損傷部位の細胞修復に大きな影響が出ます。
その後、周囲の筋、筋膜、関節のコンディションを手技、
損傷部位の細胞修復をマイオパルス、痛みと腫脹をアキュスコープを使用し、
治療を行っていきます。
"肉離れ"の素因は、筋肉の伸縮性低下によるものが多いです。
「ふくらはぎが張っている、、、違和感があるな?!」
「ハムストリングスが固いな、、、」
「からだが固くなってきているな?!」
と、お感じの方は早めにケアしましょう!!