「膝の下の痛み」「膝のお皿の下の痛み」
投稿日: カテゴリー: 院長ブログ
毎日、ついつい「寒いッ!!」って言っちゃいますが、
本当に寒いです、、、
明日は勤労感謝の日でお休みなので、
サーフィンに行こうっと思っておりますが、
外に出るたび、気が引けちゃいます、、、
今日の患者さまシリーズ
「膝のお皿の下の痛み」でございます。
膝の痛みといっても、たくさんございますが、
今日は一般の方はあまり聞きなれない病名、
「膝蓋下脂肪体炎」または「Hoffa病(ホッファ病)」
バレーボール中、着地の時にに膝を突いてしまったと御来院。
膝の前、膝蓋腱の下には"膝蓋下脂肪体"といって、
脂肪のクッションがあります。
この脂肪体は関節の中の空間を埋め、関節が滑らかに動くように、
補助するという非常に重要な役割をしております。
脂肪体には痛みを感じるセンサーが非常に多く、
ぶつけたり、関節内で挟まったりと刺激が加わり、
変性を起こすと血管新生が起きて、余計な神経線維が増生され、
痛みを感じやすくなります。
その為、ケガをした後や、手術をした後に、
膝関節がスムーズに動かなかったり、
痛みが残るという状態になります。
今回の患者さま、いつものようにしっかりと、
問診、視診、触診を行い、そしてエコー検査。
エコー検査を行ったところ、健側の脂肪体よりも大きく腫れ、
膝を動かしながら確認しても、挟まれるところも確認でき、
"膝蓋下脂肪体炎"と確定。
治療は脂肪体炎の炎症を抑えることを第一に、
膝関節のアライメント、周囲筋の緊張を除去していきます。
3回ほどの治療で腫れも減少し、来院時「自転車を漕ぐのが痛い」
という運動痛も無くなり、順調。
膝周りのケガ、挙げればたくさんございます。
しっかり状態を把握し治療することが大切です。
「膝の下の痛み」「膝のお皿の下の痛み」でお悩みの方は、
お気軽に御来院、御相談下さい。