今日の患者さま、女性フィギュアスケーター、

足の第2指の辺りが、歩く、踏み込む時に痛いと御来院。

問診、触診後、思春期の女性に多い、
「Freiberg病（フライバーグ病）」「第2ケーラー病」という、
繰返し中足骨骨頭部に圧迫力が加わり、軟骨への血行障害や、
壊死を起こしてしまう病態もあるため、エコーにて患部の状態を確認。

今回は中足骨骨頭部の状態は問題がなく、
足の横アーチの偏平化が原因と思われ、
手技にて第2中足骨頭部に掛かるストレスを除去後、
アキュースコープ、マイオパルスで炎症を抑え、
横アーチを再現するパットを施し対応。

経過は日に日に運動痛が軽減して参りましたが、
しばらく痛み、関節の状態は様子見。

きっとバレエのトゥ立ち、強い踏み込みの繰返しで、
今回、痛みが出現してきたのでしょう。

ちなみにフライバーグ病、足の指の骨を変形させないよう、
早期発見、早期治療が大切です。

お悩みの方はお気軽に御相談ください。