痛みの続く「足首のねんざ」
投稿日: カテゴリー: 院長ブログ
西武新宿線 東伏見駅南口『まる接骨院』です。
今日の患者さま、階段から踏み外し転倒し、足首を捻り、時間が経っても、痛みが取れないと御来院。
足首のねんざ後、時間が経過してもなかなか痛みが取れない場合、頭の片隅に入れておかないといけない疾患は「足根洞症候群」
一般の方は、あまり聞いた事がない疾患だと存じます。
足根洞とは、足関節の外果前方に開口部を持つラッパ状のすき間で、足関節のバランスを保つ働きをする場所で、うまく機能しないと軽微な力でも足首の捻挫を繰り返す原因となります。
激しい運動をしている10〜20代の女性に好発し、症状は足根洞部に圧痛や歩行時痛並びに不安定感を訴えることが多いです。
とくに不整地での歩行で症状が悪化するという特徴があり、足関節の背屈で痛みを強く感じることが多いです。坂道での歩行や長時間の立位でも痛みが強くなります。
痛みが続く原因として、足関節捻挫の不適切な治療や、前距靱帯・骨間距踵靱帯からの足根
洞内への出血が瘢痕組織となって炎症を起こす場合が考えられます。
また、足根骨癒合症(特に踵舟関節癒合)もその原因になります。
治療は炎症を抑えることが一番で大切で、神経の働きを回復させ、インソールやテーピングによって疼痛の誘発動作を制限し、腓腹筋や後脛骨筋のトレーニングによって足部全体の筋肉機能を向上させます。
それでも症状の改善が見られない場合は手術的治療(足根洞内の瘢痕組織や脂肪組織
の除去)となることがあります。
まずは足首を捻ったら軽視、放置せず、早めにご来院ください。
当院ではしっかり問診、触診、視診、エコー検査を行い、「なぜ今の不調・症状が出ているのか」という、"根本的な原因"を追求し施術を行っております。
人それぞれ顔の形や体型が違うように、一人一人、状態や症状の度合も違います。
まる接骨院では、患者様としっかりコミュニケーションをとり、どんなに小さな要望・お悩みもお聞きし、解決できるよう心掛けております。
ホームページ・ID券のQRコードからご予約可能です。予約ページが満床で予約が出来ない時は、予約可能な時間もある場合がございますので、お気軽にお電話下さい。
ご来院お待ちいたしております。
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