「たかが、突き指」、、、??
投稿日: カテゴリー: 手指
今日の患者さま
バスケットボールのプレー中、ボールを受け損ねた時に"グギッ"と、、、
球技ではよく起こる「突き指」ですね。
「たかが突き指」だと甘く見てると、意外と骨折や腱損傷、靱帯損傷など、
重度の損傷が存在する場合が多々あるので注意が必要です。
今回もしっかり問診、視診、触診を行い、確認のためにエコー検査。
その結果、指の手の平側にある"掌側板"という軟骨の損傷を発見。
「掌側板??!!」
たぶん一般の方は、あまり聞いたことがない物体だと思います。
掌側板とは指の第2関節(PIP関節)の手のひら側についている繊維性の軟骨組織で、
指が反り過ぎないようにするための役目をしています。
「突き指」をして放置しておくと腫れが引かなかったり、
関節の不安定性が残ったりという恐れがあります。
後遺症を残さない為にも、しっかりと処置&治療をしましょう!!