尺骨遠位骨幹端部
投稿日: カテゴリー: 腕
今年も残るところ二ヶ月となり、寒さも日に日に増し、
「ぎっくり腰」や「肉離れ」などの、気温低下が原因による、
ケガも増えてきております。
今日の患者さまシリーズ
40代・男性
脚立の上で作業中、バランスを崩して落下、
上から落ちてきた工具を腕で受け止めた時に受傷。
受傷日の翌日から仕事をしていくうちに、徐々に痛み強くなってきたと、
受傷後、一週間経過して当院に受診されました。
患部は、一週間経った来院時も腫れが強く、前腕部を回す動きができない状態。
いつもの通り問診、触診をしっかり行い、確認の為、エコー検査
エコー検査結果・・・・尺骨遠位骨幹端部の骨折を確認。
前腕の橈骨と尺骨のうち、尺骨だけの骨折は、
横の橈骨が添え木代わりとなるため、ある程度動かせることが多いですが、
骨折していたのに一週間も生活をされていたのには驚きです・・・。
とりあえず患部を固定し、信頼のおける整形外科さんをご紹介。
患者様は、『このまま放置で治らないの?』と質問されましたが
骨折部の変形が診られる場合は、そのままくっついてしまうと『変形治癒』といい、
前腕部を回す動作が今までより狭くなってしまう場合があり、
今後のことを考え、しっかり精査、処置するという方向へ。
"まる接骨院"では、一度御来院いただければ症状にあわせて、
治療または整形外科へのご紹介をさせていただきます。
また、整形外科で診断後、医師からの同意をいただき、当院で早期復帰できるよう
手技・特殊電療(アキュウスコープ・マイオパルス)でといった治療をさせていただきます。
ちょっとした痛みでも気になったら我慢せず、お気軽にご相談ください!!