手首の痛み
投稿日: カテゴリー: 院長ブログ
アッという間に、前回のブログアップから一週間。
時間というのは無情に過ぎ、残酷なものでございます。。。
ここ数日、スポーツの秋ということも重なり、
運動中にケガをされた方が多く御来院して頂き、
少々、待ち時間も長くなってしまう時間帯もあり、
御迷惑をお掛けし申し訳ございません!!
ここ数日の流行病は「手首のケガ」でございます。
歩いていて、走っていて、自転車に乗っていて転倒し、
手首を傷めてしまったという方が、大変、多うございます。。。
手首周辺のケガは多種多様でございまして、
放置しておくと、後々、後遺症を残してしまうケガも多くございます。
今日の患者さまは、そんな後遺症を残しやすい代表。
自転車に乗っていて、バランスを崩して転倒し、
手を突いた時に、手首に激痛が走ったという患者さま。
よーく問診、触診、視診を行い、
下図のような場所に圧痛、
下図のようなテストを行った結果、
「TFCC(三角繊維軟骨複合体)損傷」という、
一般の方ではあまり聞きなれない、組織の損傷が疑われました。
TFCC損傷は、今回のように転倒をして手を突いた時に、
強い外力が加わり損傷する場合と、野球・テニス・アイスホッケーなど、
手首に繰返し負担をかけ損傷する場合、また、日常生活の家事で、
重いフライパンを持った時、鍋を持った時などにも傷める場合があります。
症状は「ドアノブを回す」「ペットボトルの蓋を開ける」際など、
日常生活動作で痛むことが多く、酷くなると、
腕を挙げるだけで痛いという場合もあります。
治療は基本的に安静です。
ですが、、実際、日常生活で使わない訳にはいかないので、
ついつい使ってしまい痛みが残ったり、長引いたりする事が多いです。
しかし最近は様々な便利なサポーターがあり、生活の邪魔にならない程度に、
その方のライフスタイルにあった、サポーターなどで固定をするのがよろしいかと、、、
"まる接骨院"では早期復帰・回復を目指し、手技や特殊電療で、
治療を施すことはもちろんの事、その方にあったサポーターなども、
御提案させて頂いております。
放置をしてスポーツを続けたり、日常生活で酷使したりすると、
本当に後遺症が残る場合が多いので、気になる方、ケガをしてしまった方は、
早めに治療、ケアをしましょう!!