指の骨折
投稿日: カテゴリー: 院長ブログ
昨日は一日中「木枯らし一号」が吹き荒れ、
とても寒い一日でございました。
ここ最近、手の骨折の患者さま急増中!!
12歳(女児)フィギュアスケーター
陸上を走っていたら転倒してしまい、
手の甲を地面に突いてしまった、、、と御来院。
問診して触診したところ「たぶん骨折っぽい感じ、、、」
そこでエコー(超音波画像観察)検査。
検査の結果はやはり「中手骨遠位端部骨折」
中手骨遠位端部付近は骨が成長する、骨端線と呼ばれる部分があり、
しっかり治療しないと成長障害を起こしたり、変形して(ズレて)骨折部が癒合すると、
オーバーラップフィンガーといって、手をグーにした時に隣の指と重なってしまい、
しっかりと握れないという、後遺症になってしまいます。
今回は骨折の所見も診られたので、アルフェンスという固定材料を使い、
しっかりと固定後、整形外科さんを御紹介させて頂きました。
「突き指しちゃった、、、」
「転んで手を突いて痛い、、、」
「パンチしたら手が痛い、、、」
という場合、意外と骨折しているケースが多いので、
放置せず、早急に御来院ください。