子供の骨
投稿日: カテゴリー: 院長ブログ
寒かったり暑かったり、桜もなかなか咲かない今日この頃。
入学式あたりが満開でしょうか??
学生さんは春休みということで、
「まる接骨院」でも学生アスリートが、
大変、多くご来院してくださっております。
今日の患者さま。
少し小さいフィギュアスケーター。
ジャンプの着地に失敗し、転倒した時に、
足首を捻り「右腓骨下端部」を受傷。
同時にもうお一人。
フィギュアスケーター。
滑走中に転倒し、手の甲を氷で強打し「中手骨遠位端部」を受傷。
どちらも成長障害を起こす「骨端線離開」という、
状態が疑われたた為、近隣、整形外科にて、
レントゲン撮影をお願い致しました。
骨端線とは子供の骨にある、背が伸びるなどの、
成長軟骨部分のことでございます。
この成長軟骨を多く含む子供の骨は、
柔らかく柔軟性があり、大人の骨ように、
ポッキリと折れにくいのが特徴です。
骨端線付近の損傷は、正しく処置をすると、
比較的、しっかり治りますが、
放っておいたり見逃したりすると、ひどい場合には、
長さが短くなったり、曲がってしまったりと、
変形の原因になるので、注意が必要です。
まる接骨院では、しっかりと患部の状態を確認し、
親御さんにも安心、理解してもらいながら、
治療を行って参ります。