「四十肩」「五十肩」
投稿日: カテゴリー: 院長ブログ
今日は寒うございます、、、もう冬ですね。
今日の患者様。
以前より「四十肩」「五十肩」の状態が続いて、
肩を回すと引っ掛った感じがし痛いと御来院。
問診、触診、エコー検査をしたところ、
問診を元に触診すると三角筋後部繊維・棘下筋・小円筋内付近に硬結があり、
動作確認では肩関節の可動域、肩甲骨との肩甲上腕リズム不良がみられ、
総合的に筋の癒着が原因で痛みを発していると診断。
「筋の癒着」とはあまり聞かない状態だと思いますが、
なんらかの原因で筋肉が損傷すると、筋肉内の血管から損傷部位を修復しようと、
タンパク質、コラーゲン、白血球が集まり、傷を塞ごうとします。
受傷後、損傷部のケアをしなかったり、無理して動かしたりし、
腫脹、熱などの悪状態を長く続けた場合、正常で健康な筋肉も巻き込んで、
損傷部と一緒に「かさぶた」のように塞いでしまい、
硬く塊になった状態を言います。
こういう状態になった場合、筋肉内、その周囲の血管、神経は圧迫を受け、
血行障害や知覚麻痺、運動能力の低下などを引き起こします。
このような状態にさせない為にも、適切なケア、
適切なリハビリ開始時期がとても大切です。
「まる接骨院」では今回のように、筋肉内で癒着が起こった場合、
根気よく手技で癒着をほどき、アキュースコープ、マイオパルスを使用し、
患者様と一緒に動きを確認しながら、各関節、筋肉の連動、
動かし方を取り戻せるよう治療を行います。
お悩みの方はご参考にどうぞ。