膝内側の靭帯のケガ
投稿日: カテゴリー: 院長ブログ
「秋」はサッパリ、スッキリな季節なはずですが、
雨続き、日照不足で全然さわやかじゃないですね・・・
そんな最近でございますが、アスリートの皆様には、
ぐずつくお天気なんか関係ないようで、
バリバリ練習し、バリバリ治療に御来院頂いております。
今日の患者様、モーグルスキーの選手、
夏のトレーニング、ウォータージャンプ中、
「気付いたら膝の内側が痛かった・・・」と御来院。
しっかり問診し、触診、エコー検査にて、
「膝内側側副靭帯損傷」と判明。
内側側副靭帯を損傷すると、膝の側方への動揺性が増します。
その他、半月板や前十字靭帯の損傷を合併することも多く注意が必要です。
靭帯の損傷程度はⅠ度~Ⅲ度に分類されます。
Ⅰ度「部分的な損傷で、関節の不安定性は診られない状態」
Ⅱ度「少し関節の不安定性が診られ、完全に断裂していない状態」
Ⅲ度「靭帯が完全に断裂した状態」
今回は腫脹、圧痛は診られるものの、側方への動揺性は診られませんでした。
ここから手技、アキュースコープ・マイオスコープを駆使して、
早期回復・復帰を目指します。