内くるぶしの後ろが痛み
投稿日: カテゴリー: 院長ブログ
今日の患者様
バレエの「ルルベ」の姿勢をとったら
「内くるぶしの後ろが痛い」と御来院。
そういえば、もう何年もルイベ食べてないですね、、、
高校の時代、北海道に居たもんで、よく食べていました。
ルイベとは、凍ったサケで、お刺身みたいな感じです。
知覚過敏な方はやめたほうがいいです。
とくに、凍らしたからおいしい訳でもないです、、、
はい、脱線しました、、、
足の状態、まず患者様のお話を聞き、触診し、
実際に動いてもらいながら疼痛部位を確認した所、
「後脛骨筋」「長趾屈筋」の炎症を確認できました。
基本的に足首周りの障害は
下肢の「ニーイン・トゥアウト=knee in Toe out」により
捻転力が足関節にかかり、オーバープロネーションによって
「膝鵞足炎」「扁平足」「外反母趾」「足底腱膜炎」
「シンスプリント」「腓骨筋腱炎」
今回のような「後脛骨筋炎」「長趾屈筋炎」を
誘発することが多いです。
バレエダンサーの場合、親指でトゥ立ちする事が多く
「長母趾屈筋炎」も多く診られます。
*オーバープロネーションとは
かかとの骨が内側へ倒れ過ぎ過回内
足が内側に「くの字」に曲がった状態です。
後脛骨筋、長趾屈筋の場所はここです↓
後脛骨筋は内くるぶしの後ろを通って、足の裏側についてくる筋肉で、
荷重時に足や身体を安定させ、着地時の衝撃を和らげる働きがあります。
過度のランニングやジャンプの繰り返し、悪姿位での運動によって、
炎症を起こし痛みや腫れを出現させます。
正しい足首・膝の曲げ伸ばしの仕方ができていれば、
内くるぶしの後ろ部分への負荷・ストレスも少なく、痛みも防げます。
当院では、痛み、炎症を抑えると同時に、
正しい足首・膝の曲げ伸ばしを患者様と確認し、
患部への負荷・ストレスを軽減させ、再発の予防を行って参ります。
「内くるぶしの痛み」など、足関節周囲の痛みで
お困りの方はお気軽にご相談下さい!