痛い場所と内出血の場所が違う、、、
投稿日: カテゴリー: 院長ブログ
今日の患者様
バイクが倒れそうになり、踏ん張った時に
モモの裏が「ピキッピキッ!!」と痛くなったと御来院。
触診してみたら「大腿二頭筋」「半腱様筋」という
筋肉上に圧痛、腫脹、熱感が著明、、、
「半腱様筋」上には少し陥凹も感じられました。
もちろん早期復帰・回復にむけ、
手技、アキュスコープ、マイオパルスを駆使して
治療を行って参りますが、
捻挫・打撲・肉離れをした方から、よくこんな質問をされます。
「痛い場所と内出血の場所が違う、、、」
今回も受傷後、2・3日後の写真ですが
痛い場所と内出血の場所が違います。
受傷数日後、内出血が派手に広がりビックリされることがありますが、
捻挫・打撲・肉離れで血管の損傷があれば、
必ず目に見えない軟部組織内で出血します。
そして血液は重力に従って動くので、
痛みとは関係ない場所に内出血が出現します。
例えば、足首を捻挫して足の裏に内出血ができるとか、
これは出血が重力で下に降りてきた為で心配いりません。
内出血の色も、損傷部位の深さの差はありますが、
最初は紫赤いアザ ⇒ 青色 ⇒ 青緑色・黄色・茶褐色
こうして変化して体内で吸収されていきます。
ここで要注意なのが、いつまでも最初の赤色や青色のアザが続くようなら、
内出血が治まっていない可能性があるのでご注意下さい。
とりあえず痛めたら、すぐに御来院下さい。
受傷後、早く治療すればするほど、
早期復帰・早期回復に繋がります。