まる接骨院

まる接骨院 西東京市 西武新宿線東伏見駅1分

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    「胸郭出口症候群」

    腕を挙げてつり革につかまる、洗濯物を干す、
    自動車を運転中、デスクワーク時などに、
    肩甲骨や肩、二の腕、前腕部に痛み、シビレ、
    時には運動麻痺を引き起こす、
    「胸郭出口症候群」の患者様が急増中。


    胸郭出口症候群とは「斜角筋症候群」「肋鎖症候群」
    「過外転(小胸筋)症候群」の総称であり、
    首の付根、鎖骨と第1肋骨の間、胸から腕の所で、
    神経、血管が圧迫され、血流障害やシビレを発する障害です。

    胸郭出口症候群.jpg
    どんな方に多いかと申しますと、
    いかり肩で首の筋肉が発達した男性や、
    なで肩で筋肉が弱く、腕の重さで肩甲骨付近が、
    引張られる女性や、鎖骨が水平な方。

    これらのもともとある要素に加え、
    長時間のデスクワーク、下を向いてする作業が多い方、
    ストレス、睡眠不足、目の調節障害などが重なり、
    胸郭出口症候群を発症する場合が多いです。


    今回の患者様、左の腕全体がシビレてピリピリと痛いと御来院。


    いつものようにしっかり問診、触診し、
    アドソンテスト、過外転テスト、アレンテストという、
    理学的検査を行ったところすべて陽性。

    下の写真、少し周囲の色合が悪くわかり難い写真ですが、
    患側の左掌部は右手に比べると、血行障害により白くなり、
    同姿勢を続けているとシビレも増してきます。(アレンテスト)

    胸郭出口症候群2.jpg
    こちらの患者様、長期間、長時間のデスクワークで、
    下を向いての作業が多く猫背で、頚部周囲筋の緊張が強く、
    頚椎、胸椎上部のアライメン不良が原因で、今回の胸郭出口症候群を発症。

    治療のほうは、少し症状が強かったので、首を固定する、
    ネックカラーを普段は巻いて頂き、頚椎、胸椎のアライメント調整、
    頚部の筋緊張をとる手技、その後、アキュースコープ、マイオスコープを
    使いながら治療を1週間ほど続け、痛み、シビレは緩和。


    「胸郭出口症候群」は日常生活における姿勢、身体の使い方が、
    症状に大きく関与して参ります。


    「まる接骨院」では患者様としっかりコミュニケーションをとり、
    治療はもちろんの事、私生活でも原因となる要素を患者様と探し、
    一緒に考え、改善していくよう治療を行っております。


    首の痛み、肩の痛み、腕の痛みでお悩みの方は、
    お気軽に御来院下さい。

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