「天気と体の関係」
投稿日: カテゴリー: その他
ドンヨリとしたお天気が続きます、、、
やっぱり体がスッキリしません
という事で今日も「お天気と体の関係」
「どうして気圧が下がると、副交感神経が優位になるの?」
自律神経は心臓・胃腸・汗腺・・・体の気管を、脳の指令を受けず働かせる神経で、
交感神経と副交感神経からなっており、拮抗作用で働いております。
交感神経はエネルギーを消費させる働きを持ち、主に日中の活動時は優位に働き、
心臓の拍動、血圧、体温を上げ、心のほうも気が張った状態になり、
緊張した時、唾液の分泌を抑えて喉が渇いたり、汗が出たりするのは、
交感神経ビンビンの状態。
いっぽう副交感神経は、心臓の拍動はゆっくりになり、胃腸は活発に動き、消化がよくなり、
臓器の排泄・分泌能力が高まり、心もリラックス状態に。
この自律神経の伝達は、神経の末端から交感神経はアドレナリン、副交感神経はアセチルコリンと言われる、神経伝達物質により調節されています。
アドレナリン → 心臓の拍動をアップ、血管を収縮させ血圧をアップ、身体を活動状態にテンションアップ。
アセチルコリン → 心臓の拍動をダウン、血管を広げ血圧をダウン、身体を休息、リラックス状態に。
これが主な、交感神経・副交感神経の働きで、外部の環境の変化にすぐ対応できるように、全身がアンテナのように、ネットワークが張り巡らされています。
気圧に対しても反応し、高気圧時というのは空気中の酸素が多く、エネルギーを燃やす材料がたくさんあり、身体の代謝量を上げ。
低気圧時は、逆に空気中の酸素が少ないため、エネルギーの消費を抑える副交感神経が優位になります。
だから、テンションダウン、だるい、と変化するのです。
(参考:刺絡療法 福田稔著 マキノ出版)
人間も動物。
太陽がのぼり、明るくなったら活動し、暗くなったら寝る。
雨が降ったら、おとなしく雨をしのいで生活するというのが、
動物としての生き方なんでしょうね
あとは、やっぱり雨よりも晴れてるほうが好きだし気分もいい、
雨が好きな人は雨でも気分がいいだろうし、テンションが低い日でも
何か発奮材料があれば、テンションも高く出来るだろうし、
心の持ち様一つで、交感神経・副交感神経の作用も、少しは変わってくるのではないでしょうか!?
その発奮材料の一つになれるよう
「まる接骨院」本日も頑張ります。
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