まる接骨院

まる接骨院 西東京市 西武新宿線東伏見駅1分

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東京都西東京市東伏見3-2-1

院長ブログ

急な肩の痛み

投稿日:   カテゴリー:

西武新宿線 東伏見駅南口『まる接骨院』です。

秋はどこにいったのでしょうか??
いきなり冬になってしまいました。。。

そんな秋冬の夜長に、なにもしていないのに「急に腕が上がらなくなった・・・」という患者さまが御来院。

こういう、急な肩の痛みの場合、臨床的にとても多いのが、「石灰沈着性腱板炎」というものがあります。

石灰沈着性腱板炎.jpg

では、石灰沈着性腱板炎とはどのようなものでしょうか??

肩の筋肉内に沈着したリン酸カルシウム結晶(石灰)によって、原因不明で突然、炎症が生じて肩の痛みで動かせる範囲が狭くなる状態です。

石灰は身体のどの部位でも出来て、急に筋肉内に沈着して痛みを誘発する場合や、以前から沈着していた石灰が刺激を受けて痛みを生じる場合もあります。
今回の患者さま、肩に異変を感じ、お子さんにその部位をグリグリと揉んでもらった後から、激痛が発したということなので、きっと以前から沈着していた石灰が刺激を受けて、痛みを発症させたタイプと考えられます。

この石灰沈着性の炎症で代表的な症状が「夜間痛」です。


夜の寝ている間に、ズキズキと強く痛みを感じ、急性期の1~2週の間は痛くて眠れない、などといった状態が続きます。
その後、夜間痛は落ち着き、肩の運動制限が残ってきます。

治療法としては、整形外科さんで、注射で石灰を抜く場合と、手技や電療を駆使して、石灰を徐々に吸収させていく保存的療法があります。
一見「針で抜けばすぐ痛みは取れるんじゃないの?」と思われますが、針で抜いた人の半分は痛みが取れますが、半分の人は痛みが増すと言われているようです。

石灰が完全に吸収され、発症前と同じ動きが出来るまでに、長い人で半年以上かかる場合もあります。

痛み、違和感が無くなる、完治という意味では期間かかりますが、日常生活で、ある程度問題なく過ごせるようになるのは、あまり時間がかからないことが多いです。

当院ではしっかり問診、触診、視診、エコー検査を行い、「なぜ今の不調・症状が出ているのか」という、"根本的な原因"を追求し施術を行っております。
人それぞれ顔の形や体型が違うように、一人一人、状態や症状の度合も違います。
まる接骨院では、患者様としっかりコミュニケーションをとり、どんなに小さな要望・お悩みもお聞きし、解決できるよう心掛けております。
また、早期に治療することが、早く完治することに繋がりますので、何かお身体のことで、気になる事がございましたらお気軽に御相談下さい。

ホームページ・ID券のQRコードからご予約可能です。予約ページが満床で予約が出来ない時は、予約可能な時間もある場合がございますので、お気軽にお電話下さい。

ご来院お待ちいたしております。