アキレス腱の外側の痛み「三角骨障害」
投稿日: カテゴリー: スポーツ外傷
「まる接骨院」はアスリートの患者さまが多いです。
フィギュアスケーター、アイスホッケー選手、サッカー選手、
テニスプレイヤー、ラガーマン、陸上ランナー、
あと意外と多いのがボルダリングのクライマー、
なかなかクライマーの方々は体を酷使され、
見た目以上に体はムッキムキのバッキバキです。
今日の患者さまはサッカー選手、
足の「三角骨障害」で御来院。
三角骨障害はあまり聞いたことがないのではないでしょうか??
サッカーのシュート時や、バレエのトゥ立ちをした時に、
足首の後ろ側、アキレス腱少し外側の奥のほうが痛くなる症状で、
距骨という足首の骨の距骨後突起外側結節と呼ばれる部分が、
挟まり炎症を起こし、痛みを誘発している障害です。
あと、足首の捻挫の後遺症でも痛みが残る場合もあります。
骨の成長の関係上、14歳以下は「距骨後突起障害」
それ以降は「三角骨障害」と呼ばれます。
初期治療がしっかり出来れば予後も良好ですが、
痛みを我慢したり、放っておいてスポーツを続けた場合は、
整形外科での手術となる場合もあります。
今日の患者さま、アキレス腱付近の痛みを、我慢してサッカーを続け、
整形外科さんにて三角骨障害と診断。
整形外科さんで治療を続けていたが、痛みがとれないとお越しになり、
当院で周囲筋、関節アライメント調整、
そして実際に運動した時にしか出ない痛みを再現し、
治療を行い、見る見るうちに復帰されました。
(*回復には条件、状態があり、個人差がございます)