スネの打撲
投稿日: カテゴリー: スポーツ外傷
高校三年生 硬式野球部
練習中、デッドボールで負傷。
打撲をした際には必ず内出血がでます。
打撲ではこの内出血をいかに少なくするかで治癒までの期間が決まります。
また内出血は時間と共に色が変化していきます。
順番としては赤色→青色→黄色となります。
詳しく説明しますと、初めは筋肉の損傷した
部位からは血液そのままの赤色のアザができます。
その後、内出血した血液の成分のヘモグロビン(血液が赤く見えるもの)が
酸素の影響を受けることにより、青色に変化
していきます。さらに時間が経過すると
青みがかった緑色や黄色などの色に変化し吸収されます。
また、色の変化と共に内出血は身体の下に移動していきます。
よく患者様に『内出血が下まで広がっちゃったんですけど大丈夫ですか??』と聞かれる方がいますが、
これは重力の関係で内出血が下にいっているだけですので心配はいりません。
初めに説明したように打撲は内出血を最小限にすることが大事で、そのためにはRICE処置が必要です。
また、このRICE処置を受傷後早く行うことで治るまでの期間は短くなります。
当院では手技により内出血を引かせると共に
マイオパルス&アキュウスコープという特殊な電気で患部の代謝を上げ
腫れを引かせます。
何かご不明な点がございましたらお気軽にご相談下さい!!