最近、まる接骨院では
「肩の痛み」「腕のしびれ」「力が入りづらい」
といった症状を訴える患者さまが増えています。
電車のつり革につかまる
洗濯物を干す
車の運転中
長時間のデスクワーク
下向き作業が続く
こうした日常の動作で、肩甲骨〜腕にかけて痛みやシビレが出る場合、
**胸郭出口症候群(TOS:Thoracic Outlet Syndrome)**が疑われます。
最近は特に、デスクワークの長時間化に伴い、急増している症状です。
胸郭出口症候群は、
首の付け根〜鎖骨〜胸の間で
神経や血管が圧迫されることで起こる障害です。
以下の3つのタイプの総称をいい、それぞれ圧迫される場所が異なります。
斜角筋症候群(首の筋肉で圧迫)
肋鎖症候群(鎖骨と第1肋骨の間で圧迫)
過外転症候群(小胸筋症候群)(小胸筋が神経・血管を圧迫)
症状には以下が多くみられます👇
なで肩で筋力が弱い女性
いかり肩で首の筋肉が硬い男性
鎖骨が水平で肩が前に出やすい方
長時間のデスクワークや在宅勤務
猫背姿勢が習慣化している方
下向き作業が多い(事務作業・スマホ・家事など)
ストレス・睡眠不足・目の疲れが重なっている方
姿勢・日常動作・筋緊張など、複数の要素が重なって発症することが多いのが特徴です。
今回の患者様は、左腕全体のシビレと痛みを訴えご来院。
問診・触診に加え、
アドソンテスト
過外転テスト
アレンテスト
などの理学検査を行ったところ、すべて陽性。
血行障害により、患側の手のひらは白く変色する状態も確認されました。
原因は、長期間のデスクワークで下向き姿勢が続き、
**頚椎・胸椎上部のアライメント不良(姿勢の崩れ)**と
首〜肩周囲の強い筋緊張が重なったことでした。
胸郭出口症候群は、「姿勢」「筋緊張」「生活習慣」が深く関係するため、
表面的なマッサージだけでは改善しにくい症状です。
当院では以下の流れで施術を行います。
圧迫されている部位を正確に把握し、再発しにくい治療計画を立てます。
頚椎・胸椎のズレを整え、神経・血管の通り道を確保。
斜角筋・小胸筋・肩甲骨周囲の硬さを丁寧に調整し、負担を軽減。
細胞修復を促す微弱電流で、
しびれ・痛み・血流障害の改善を図ります。
日常生活での“原因”を一緒に探し、改善していきます。
再発予防にもつながる大切な工程です。
施術開始から約1週間で、シビレ・痛みは大きく改善しました。
胸郭出口症候群は、日常生活の姿勢や普段の身体の使い方が大きく関わるため、
「治療 × 生活改善」の両方が必要な症状です。
当院では、患者様と丁寧にコミュニケーションをとり、原因を一緒に探しながら改善していくスタイルを大切にしています。
首・肩・腕の痛みやシビレでお悩みの方は、
どうぞお気軽にご相談ください。
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早期改善・再発予防を全力でサポートいたします。