まる接骨院

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「橈骨頚部骨折」「橈骨近位端骨端線離開」

2019.04.19

今週は気持ちのいいお天気が続いております。

スポーツするのにも、お出掛けするのにも、

はたまたお花見するのにも、ちょうどいい季節。

活発に行動する方が増えると同時にケガも増えております。


今日の患者さまシリーズ


11歳 男児 バスケットプレーヤー


バスケットのプレー中、左肘を伸ばした状態で転倒し、
その後、左肘から前腕にかけて痛みがあると御来院。

IMG_6313.JPG

いつものように問診、視診、触診をしっかりと行い、
確認のためにエコー検査(超音波画像観察装置)


視診、触診で左肘関節に腫脹を触知し、橈骨頭部に圧痛。

エコー検査では炎症反応は診られるが、橈骨表面には異変はなし。

橈骨頚部骨折.jpg


しかし、橈骨頭部の限局性圧痛と関節内に腫脹があることから、

「橈骨頚部骨折」or「橈骨近位端骨端線離開」の疑い。


応急処置後、いつもお世話になっている整形外科でレントゲン検査依頼。

結果、転移はない「橈骨頚部骨折」

橈骨近位端骨端線離開.jpg


来院時は肘の曲げ伸ばしができ、腫脹がなければ骨折を見落とすところでした。


成長期の橈骨頚部には、骨端線という骨が縦に成長する軟骨があって、

しっかりと処置を行わないと成長障害、変形治癒となり、後遺症を残してしまいます。


お子様のケガ、意外と重篤なケースが多々あります。

「なんかおかしいな??」と思ったら、すぐに御来院下さい。

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