まる接骨院

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筋肉、腱、関節の突然の激痛

2017.10.27

昨日、今日と久しぶりに秋晴れが続いて気分爽快(笑)

でも明日からまた台風22号の影響で悪天候、、、
自然相手のことなので仕方ないですが、、、

少ない秋晴れ、貴重な時間なので有効に使いたいですね。


昨日、ご来院の患者さま。

足首の捻挫に指の骨折のオンパレード。


そんな中、一般的には認知されていないけど、
業界的には多い症例の御紹介。


「なにもしていないけど急に足首が痛く腫れてきた。」という患者さま。


よーく、問診してもこれと言って原因もなく、
よーく、ストレステストしても靭帯、骨、筋の損傷箇所もなく、
ただただ、圧痛と腫れ、運動時に関連痛が強い所見。


筋肉、腱、関節の突然何の誘因もない激痛、
こういう状態の患者さま、意外といらっしゃり、
疑うべきは「異所性石灰沈着」「痛風」「感染」でございます。


そこでエコー検査(超音波画像観察装置)の出番です。


しっかり確認してみますと、やはり石灰像が確認できました。

石灰沈着性足関節炎.jpg


「石灰沈着」というのはリン酸カルシウム結晶のよって、
急激に炎症が起こり疼痛、運動痛を発する症状。

体のどこにでも起こりうる症状です。


治療としては、ほとんどの場合、強い痛みは発症後1週間くらいで抑えることができます。

あまりにも痛みが強く我慢できないという方には、
提携整形外科にて、痛み止めの注射をおすすめする場合もございますが、
基本的には保存療法で痛みが取れます。


そしてなによりも大切なのは、患部の炎症を除去するために、
こおり水での"アイシング"でございます。

患者さまに「湿布や冷えピタでもいいですか??」と聞かれますが、
湿布や冷えピタは冷たく感じるだけであって、深部(患部)まで冷えず熱を除去できません。


「急激に○○○が腫れて、痛い!!!」
という患者さまは慌てずに、重大な病気も隠れている場合もございますので、
早急に専門家に御相談下さい。

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