まる接骨院

西武新宿線東伏見駅1分
夜9時まで診療!

ウェブ予約

前十字靭帯損傷

2017.08.24

ここ数日、やっとこさ夏らしいお天気となり、
きっと数日前が本当の梅雨明けだったんでしょうね、、、

くれぐれも熱中症にはお気をつけ下さい!


「今日の患者さま」シリーズ

階段を下っていたら、足元にセミがいて踏みそうになり、
不意に避けたら、膝がカクンッとなり、
見る見るうちに腫れてきて、痛みで歩き難くなってきたと御来院。

knee2.jpg


しっかり問診、触診、徒手テストを行い、
発生機序、このカクンッ「膝くずれ」現象、
見る見る腫れてきたというところと合わせ、
「前十字靭帯」の損傷が疑われました。

knee3.jpg

前十字靭帯の役割は、大腿骨に対して下腿骨(脛骨)が前方に移動するのを防ぎ、
下腿骨が回旋し過ぎないようにしている靭帯です。

knee.jpg                                  参)公益社団法人日本整形外科学会


「前十字靭帯」の損傷はスキー、バスケットボール、サッカー、バレーボールなど、
さまざなスポーツ中に損傷し易い膝のけがの代表で、選手生命をも揺るがすケガですが、
今回のように日常生活でも起こりうることは意外とあります。

また「Unhappy trias(不幸の三徴)」といわれ、
前十字靭帯・内側側副靱帯・内側半月板を、
同時に痛めることが多いです。

基本的に前十字靭帯は断裂してしまうと、血行が乏しいことから、
断裂前の状態に、自然回復するのは難しいと言われています。


「前十字靭帯」損傷は2~3日で腫れと痛みが、
意外と早く減少し、日常生活にも復帰できることから、
一般の方で放置される方もたまにいらっしゃり、
のちに膝がガクガクする、コキコキすると、
不安定感を訴えて来院される場合があります。

そのまま放置してしまうと、その"ガクガクコキコキ"の衝撃で、
関節軟骨がすり減り、変形性膝関節症になってしまいます。

「まる接骨院」では適切な処置後、患部の状態をしっかり把握する為、
専門ドクターを御紹介し、MRI等の精査をして頂いてから、
治療、リハビリを行っております。


お心当たりのある方は、早めのケアをお願い致します。

ロゴ
まる接骨院